こんばんは、虹娘です。ようこそ。
今回のお話は、今話題のポケモンカードをPSAアメリカ本社に鑑定依頼をした話。
タイトルの通りです。
準備するもの
PSA提出用のカード
10点を取れる自信のあるキレイなカードを用意して、センタリングツールで印刷のズレを確認。
許容範囲のものを出します。
提出用のカードセイバーはこれ。
まとめ買いがお得ですが、多ければ多いほど良いとは限らないので単価の確認をしましょう。
カードの反りは鑑定結果に影響を与えないらしいですが、気になって気になって…という反りを直したい場合は、加湿か除湿をしてあげましょう。
アカウント登録をする
PSAの会員登録をしないと鑑定依頼ができません。
最初にアカウントを作成しましょう。
トップページはなぜかエラーが出て不安なので、おそらくみなさんが鑑定に出すトレーディングカードのリンクを載せておきます。
会員登録右上の人のマークから。
メールアドレスを入力→パスワードを決める→メール認証をする
これで鑑定に出す第一歩が完了です。
有料会員になる?ならない?
ところで鑑定に何枚くらい?いくらくらいのカードを出しますか?
*カードの価格は鑑定後の価格を指すことが多いようです
鑑定後の価格とはPSA10になって返ってきた際の売却予定価格、フリマサイトでの販売予定価格あたりのことのようです。
鑑定依頼の時に入力するカードの申告額は、この鑑定後の価格を入力します。
PSAにカードを出すときの戦略は大きく2つではないでしょうか。
- 数で勝負 → 価格が安いカードをたくさん鑑定に出す。
- 少数精鋭 → 価値が高いとされるカードを鑑定に出す。
1枚の価値が499ドル以下のカードをたくさん出す場合は有料会員の検討をするといいと思います。
高額カードしか出さない!という人はおそらく何のメリットもないので有料会員にならなくていいと思います。
高額カードを保有していない私はもちろん有料会員に。
年間99ドルで安い鑑定料のプランが利用可能になります。返却までの日数が増えるようですが。
申込書の入力について
枚数・カードの名前(英語表記で)・申告額の順に種類ごとに入力します。
同じカードを2枚鑑定に出す場合は2枚合計の申告額を入力します。
同じ種類で1枚100ドルのカードを5枚鑑定に出す場合500ドルと入力が正解。
カードの種類の検索方法は
メルカリなどで【カード名 PSA10】で検索をすると写真付きで出品情報が出てきます。
PSA10のカード画像に英語表記のポケモン名が書いていると思います。これがわかると入力がラクになります。
発行年・pokemon・japanese・メルカリを頼りに…
みたいな感じで入力するとスムーズに進むでしょう。
入力したカードの準備をしましょう。
カードセイバーにカードを入れるときに
カードセイバーにスリーブに入れたカードを入れるのですが、なかなか入れづらい。
そんな時は厚紙で挟んで入れてみるとラクかも。
厚紙を用意します。注意するのは厚紙そのものにキズがないかをチェックしましょう。
万一厚紙にキズが付いていると鑑定に出す全てのカードにキズが付く可能性が。
念のためチェックを。
![](https://toushi.monster/wp-content/uploads/2023/06/062302-3.png)
カードを挟み込んで
![](https://toushi.monster/wp-content/uploads/2023/06/062303.png)
カードセイバーに厚紙ごと入れます
![](https://toushi.monster/wp-content/uploads/2023/06/062304.png)
下の方まで入れてから、カードを指で挟んで厚紙だけ引き抜いて完成
![](https://toushi.monster/wp-content/uploads/2023/06/062305.png)
カードの準備ができたら、いよいよ発送。
発送手続き 英語表記の住所って??
アメリカに荷物を送るので 大阪府…では荷物は送れません。
Osaka-Fu…みたいな表記が必要。
変換してくれるサイトがあるのでまかせるのがいいと思います。
住所変換サイト 君に届け!
郵便局から発送する
国際郵便マイページサービスに登録する
郵便局から国際郵便、EMSで発送しました。
スマートフォンで手続きをするとラベル印刷用のQRコードを作成ができるのでラクです。
印刷は郵便局で。
下のサイトにスマートフォンでアクセス、アカウント作成をするのがいいでしょう。
![](https://toushi.monster/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/a7b164757cb6b93c6e9f4614735498e8.jpg)
PSAの発送先
名前会社名等
CU Receiving
国名
UNITED STATES OF AMERICA
住所
P.O. Box 6180
Newport Beach
州名
California
郵便番号
92658
電話番号
空欄(正解かはわからないですが、到着しています)
保険金額について
保険金額は鑑定前の金額でかけました。
鑑定前の金額 → 買取価格やメルカリなどで販売した場合の価格を想定
日本からアメリカに送る際の紛失などに対する補償 → 鑑定前の価格で申請額が補償
鑑定後アメリカから日本に送る際の紛失などに対する補償 → 鑑定後予定価格をもとに補償
日本から送る際、保険をかけて発送するので中身の金額を自己申告します。
この金額が安いと保険料は安くなりますが、申告金額が補償上限になるので事故のリスクを考えると正確な金額を申告するのがいいでしょう。
200,000円を超える荷物について
200,000円を超える荷物はインボイス?(と言われた)の書類が必要になるらしい。税関に提出するもの。
代理申請手数料が2,800円かかります。
送料は500グラム以下から重さで代金が増加する。
今回、3.5キロの荷物を送ったのですが、送料+2800円+保険などで約20,000円かかりました。
ちなみに500グラム以下かつ200,000円以下の場合、4,500円ほどで送ることができると思います。
403枚今回は送っているので、
20,000円÷403枚≒50円
1枚当たりの送料は約50円
複数の個口を送る場合
2回目の出荷は200,000円ギリギリで発送してみました。
200,000円を超えない箱を3箱用意(合計600,000円程)
送料は保険料を合わせて1箱5,080円でした。
重さは8.5kg
ちなみに200,000円以下の荷物を3箱作っていたのですが、まとめて出すと3個口で合計が200,000円超えている?超えているならインボイスが必要。ということでした。
同じ人が同じ場所へ200,000円以上のモノを送る場合にインボイスが必要ということです。
200,000円を超えないモノを3箱送る場合、1箱目が税関を突破して国外へ出てから2箱目を発送。2箱目が国外へ出てから3箱目を発送。というのが良いでしょう。
発送後
1週間ほどでアメリカに到着。
鑑定が始まります。
到着しました。
鑑定が始まりました。
という感じで作業が進むごとにメールでお知らせしてくれるようです。
気長に待ちましょう。
鑑定中~返送までのステータス
7月5日アメリカに到着
7月20日鑑定準備
確認作業
グレーディング
梱包作業
チェック1
チェック2
9月7日返送
9月 日受け取り
という感じです。
![](https://toushi.monster/wp-content/uploads/2023/09/IMG_9904-530x1024.jpg)
PSA鑑定結果
403枚の内訳
PSA10 335枚 83.12%
PSA9 58枚 14.39%
PSA8 6枚 1.48%
PSA7 1枚 0.24%
PSA6 3枚 0.74%
という結果でした。
返送時に鑑定料などのクレジットカード決済
今回の403枚分の鑑定料他は
1,229,699円 です。高っ。
換算レート1ドル150.685円で計算されていました。
1枚3,051円。
返送後電話が
関西空港のFedexから電話が。
郵送の荷物の関税と消費税の支払いを。ということでいくらか聞いてみると
荷物が1,196,885円、消費税が123,400円、関税が38,200円ということ。
1枚あたり
消費税306円、関税95円
消費税は計算方法があるらしく、10%というわけではないらしいです。
30,000円以上の支払いの場合は銀行振り込みかクレジットカード決済の前払いが必要ということでした。
結局どうなった
403枚出した初回分
バリューバルクという一番安い鑑定サービスで鑑定をしてもらった結果
発送時
送料 1枚当たり 50円
返送時
鑑定料 バリューバルク 19ドル 1枚当たり2,850円(1ドル150円計算)
手数料? 1.25ドル 187円(1ドル150円計算)
消費税(日本からの申告している金額に対して大体10%) 306円
関税 95円
合計3,488円
の手数料でPSAを取得することができました。
バリューバルクは499ドルまでのカードしか鑑定できないので高額カードは鑑定料が高くなります。
安いカードを大量に扱う、高いカードを扱う。
私は目利きの能力があるとは思わないので安いカードを大量に扱う戦略でPSAを利用することになりそうです。
5,000円までのカードを取得すると原価が10,000円くらい。20,000円で売り、手数料などが15%ほどと想定。手元が17,000円。利益が7,000円。
そんなカード…。あるのかな。
72枚の2回目分
403枚→72枚→72枚→60枚 と4回に分けて出してみたのですが、3回目のが2番目に返ってきました。
72枚のPSA鑑定内訳は
PSA10 63枚 87.5%
PSA9 9枚 12.5%
という結果でした。前回のPSA8、7、6、ってちゃんと見ているのか不安になります。
鑑定にかかった金額は221,898円(為替レートは152.19円)
発送時
送料 1枚当たり 75円
返送時
鑑定料 バリューバルク 19ドル 1枚当たり2,888円(1ドル152円計算)
手数料? 1.25ドル 190円(1ドル152円計算)
消費税+関税 30,500円(1枚当たり423円)
合計3,576円
請求がないのですが…関税と消費税。あるのかな?
消費税と関税は請求が3万円以下の場合はあとから請求があります。
72枚の3回目分
72枚中
PSA10 53枚 73.6%
PSA9 18枚 25%
PSA6 1枚 1.3%
未開封のカードばかり用意したのでセンタリングと目立つキズ、白かけのみチェックしているのですが、目利きのセンスがないのか成績悪めです。
最後に
わからないことはDMをいただければ解説します。
ポケモンカードをPSAに提出してカードの価値を高めてみましょう。